中堅専門商社マンの覚書

20卒。お金の話メインに専門商社マンの生活のことをつらつらと

【考察】トレカ高騰は今後も続くのか。(生産面から考えてみた)

こんばんは。

今日は流行りのことについて書こうと思います。

 

最近はトレカがブームとなっているみたいですね。

トレカを集めるのは投資と言われるくらい高騰化しているようで自分も少しポケモンカードとかを探してみましたが全くどこにも売っていないですね。

これだけ人気化していれば生産が増えてトレカの高騰は落ち着くのではないかと思う方もいると思います。

そこでトレカの高騰化を生産面から考えてみました。

*考察とかは初めて書きます。読みにくい所がありましたら申し訳ありません。

 

結論から申し上げると一時的なトレカの増産は難しく、トレカの高騰は続くと考えます。

その理由は下記の2点です。

①紙原紙の減産が続いている。

②カードの包装(ピロー包装)の現場がかなり埋まっている。

 

それぞれ解説していきますと、

製紙会社の多くは石炭を使って抄紙機を動かしていますが、ロシア・ウクライナ紛争を機に石炭価格が高騰し利益を圧迫している状況です。

今年だけで紙の価格改定が3度も続いていますがそれでも損益ラインに追いつかず通期で赤字の製紙会社がほとんどです。

そのため各社は赤字額を減らそうとマシンを一部停機させての減産を行っているのです。

(他にも古紙不足やそもそもの紙使用量が減っているといった理由もあると思いますが・・・)

 

これは他の人から聞いた話になりますが3年前ぐらいからピロー包装の依頼が増えており、今となっては半年ぐらい先まで包装を行う現場が埋まっているとのことです。(ピロー包装を行う会社は3年前から滝のように業績が上がっているとのこと、羨ましい・・・)

だったら他社もピロー包装機を導入すればいいのではという話になりますが、ピロー包装機の他に付随する関連機器も導入しなければならずお金がかかること、このトレカの流行りが終われば一気に下火となり採算が取れなくなる不安があるため他社も迂闊に導入ができない状態となっています。

 

以上のことからトレカの高騰は続くと考えます。

*何度も書きますがあくまで個人の考察になります。

 鵜呑みにはしないでください、それでは。